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研修・学会の報告-病院中堅職員接遇研修会に参加

期 間 平成19年9月14日・21日
場 所 茨城県看護研修センター
参加者 稲葉久子(南2階病棟)
 
 現在、病院経営が「量から質への転換」が強調されている。病院全体の目標達成に向けて、あらゆる階層の努力を目標に集中させ、成果をあげるための管理方向として「目標管理」がある。
 目標管理とは、数値目標の達成をゴールとして、それを達成するために解決しなければならない課題を明確に設定し、その実行過程をマネジメントすることである。マネジメントとは、人あるいは集団を技術や激励等により目標を達成させることである。
 管理者は上下の連結ピンとなり、上から指示された意を汲んで自分の立場で何が出来るかを解釈して、下に具体的に指示することが重要である。その際、上司が部下に対する接し方に問題があると、結果を管理するノルマ管理となってしまう。目標を設定し、部下を動機づけ育成することで成果を評価することができる。
 部下のやる気を引き出すには、不満足要因(報酬、労働条件)と満足要因(やりがい)がある。まさしくやる気に結びつく要因で、達成・承認・仕事そのもの・責任・昇進・成長がある。これらの満足要因を一言、二言、言えるかによって、やる気が出るか出ないか左右される。その為、目標達成したことを誉め、認めてあげることが大切である。しかし理屈としてはわかっているが、実際できないでいる。

目標管理の進め方として
 @ 目標を設定する
 A プロセスを管理する
 B 結果を評価する  

 プロセスの管理では、信頼関係とコミュニケーションが重要である。対面コミュニケーションの特徴として、言語、準言語、非言語がありそれぞれの伝達%は、7%、38%、55%で、3つのチャンネルを使って100%伝えることが出来る。言葉だけでなく、音の長短、強弱、抑揚、発話の速さ、表情、ジェスチャーなど、いかに大切か再認識した。
 コーチングとは、「自ら考え、自ら決断し、自ら行動を促すコミュニケーションスキル」である。直ぐに教えるのではなく、相手の中に眠っている答えを引き出すために質問や傾聴などのコ−チングスキルを活用する。
コーチングの基本は、相手が受け止めやすい言葉をかけることである。そうでないと相手は、緊張を強いられたり、真の同意がなかったり、創造性が欠如したりして一方通行になってしまう。会話の際重要な事は、人には話をする時に安心出来る位置があるという事である。どこに座りたいか聞いてから座ってもらうと、相手の緊張がとれ、気使いされることで信頼関係が増し、話せる状態になる。

コーチングスキル(傾聴):五感を使って観察し、耳を傾ける。        
コーチングスキル(承認):相手の存在(考え・発言・言動・人格)を肯定的に認めること 
コーチングスキル(質問):Whyは詰問口調になりやすい What, Howに変えて表現すると効果的
コーチングスキル(提案):一方的な提案は相手の聞く耳をふさいでしまうので、許可を取ってから提案する

 上記のコーチングスキルを用いロールプレイを行い、コミュニケーションをとるうえで、自分に何が足りないか、どういうふうにしたらより上手く伝えられるかなどのアドバイスをもらうことが出来た。日頃の会話において、私はストレートに物事を言って聞き出していただけの自分だったと思う。また、一方的なところが多かったように思った。今回の研修で、聴く、気づかせる事の大切さを知り、またその手技を学べたことが良かったと思う。今後、仕事をして行くうえで今回の研修で得たことを常に念頭に置き、より良いコミュニケーションをとっていきたいと思う。
 
 
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