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久野恒一メモリアル
平成18年11月9日(木)に協和中央病院4階講堂において、協和中央病院と県西総合病院合同主催により150名の出席者のなか
「リスクマネジメント講演会」
を開催しました。
協和中央病院と県西総合病院が互いに医療安全について学び、地域レベルで安全安心な医療サービスを提供するために始まった勉強会も4回目を迎えますが、今回は
筑波メディカルセンター副看護部長 石原弘子先生
を講師に
「病院機能評価Ver5.0におけるリスクマネジメント」
について学びました。
『病院機能評価におけるリスクマネジメント ―医療安全に関する評価―』
筑波メディカルセンター病院
副看護部長 石原弘子先生
(財)日本医療機能評価機構のねらい
国民の医療の信頼を揺るぎないものとして、質の向上を図るために、第三者機関・中立な立場で病院の評価を行い、質の改善を狙っている。
感染管理について
第三者評価のなかで感染管理(感染管理体制の整備:Structure・感染防止策の実行:Process・感染率低下の実績:Outcome)が重視されている。
Point1
「感染管理が組織的に行われているか」
一部のものだけではなく組織だって実行しているか
責任体制を持っているか
認定看護師や専任者を活用しているか
マニュアルの活用(EBMに基づいているか)、標準予防策、経路別、職業感染対策の見直し、遵守がされているか
サーベランスが行なわれているか
空気感染の対応、外来での麻疹やインフルエンザ患者の対応手順、院内隔離室の有無、なければそれに準じた対策
抗菌薬の適正使用が確立されているか、院内ガイドラインの有無、抗菌薬一覧表、特殊抗菌薬の使用手順、予防的投与の基準などの整備、それらが正しく行なわれているか
Point2
「感染リスクの低減させる工夫はどのようにおこなわれているか」
手洗設備の完備
SPの遵守
空気感染の対応、陰圧隔離室の有無、外来での麻疹、インフルエンザ対応
抗菌薬の適正使用の運用が確立されているか、ガイドラインの有無、抗菌薬一覧表、特殊抗菌薬の使用手順、予防的抗菌薬投与の基準
除毛の手順は、針刺し事故対策の確立はされているか、感染性廃棄物容器の利用、リキャップは行なっていないか、暴露された場合の対応
職員への予防接種の実施状況、職員への感染情報の提供、実施者の把握、分離菌、感染症の把握、サーベイが行なわれているか、病棟別分離菌、検体別分離菌の把握、感染率発生率の評価や防止活動
Point3
「院内感染管理の教育活動」
採用時を含めた定期的な標準予防策、感染経路別予防策、職業感染自己防止についての急行く活動
感染管理情報の教育責任者の明確化
感染管理教育が継続して行なわれているか
常に新しい情報収集が行なわれているか
医療安全体制の評価視点
カルテや議事録などの記録の確認と整備
医師によるレポートの割合で組織の安全意識の高さを読む
医療安全に関して付加になりやすい項目 (身体拘束、倫理問題、薬剤・機器管理)
日常の地道な改善が一番の対策
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