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健康な歯をつくるには?協和中央病院 歯科医長 串田 淳子



 「健康な歯=健康な口腔」私たち歯科医は考えます。健康な歯、健康な歯周組織、健康な噛み合わせが揃って初めてよく噛めて、よくお話できる健康な口腔と言えるのです。
 虫歯や歯周病は細菌による感染症です。原因菌を侵入させないためには3才までに虫歯を作らないことが大切です。しかし多くの方が虫歯菌を同居させてしまいますので、細菌を取り除くのがプラークコントロールです。プラークコントロールとは歯ブラシだけでなく歯間ブラシやフロスを用いて徹底的に菌塊を除去することを意味します。
 抵抗力のある方は風邪をひきにくいですね。難しいプラークコントロールができなくても、歯や歯周組織を強くして細菌に対する免疫力をつけることが大切です。それにはバランスよく食べることとフッ化物の利用が推奨されます。フッ素はエナメル質のハイドロキシアパタイトに取り込まれ、歯質を強化すると共に知覚過敏も改善しますので世代を問わずお勧めできます。
 最近の若い人はきちんとした食事をとらずサプリメント等で済ませてしまう傾向にありますが、噛まない食事は顎の骨を退化させ歯列不正を起こし、虫歯や歯周病になりやすい口腔を作ります。現代人の誰もが抱えるストレスは、歯周病や顎関節症を悪化させます。
 「健康な歯」のために、まず栄養バランスのとれた食事を家族みんなで楽しくよく噛んで食べることから始めて見ましょう。



(筑西市商工会会報「あじさいメール10号」掲載)







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