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医局だより08



 平成14年の厚生労働省による「糖尿病実態調査」によると20歳以上の6人に1人が糖尿病有病者が、その予備軍であると言われています。
  また、日本人の糖尿病の9割以上を占めるのが「2型糖尿病」です。これは、遺伝的素因に環境因子(過食・肥満・運動不足・ストレス)が加わって起こります。
  やっかいなことに糖尿病は初期の頃は、ほとんど自覚症状がなく、知らない間に進行しているケースも多く見られます。
  早期発見のためには、定期的に検査を受けることが大切です。また、疑いを指摘された時にも、自覚症状が無いからと放置せず、血糖のコントロールを心がけましょう。
  当院では、糖尿病専門医である、内海信雄医師による外来診察を毎週水曜日(午前中)に設けております。また、毎月1回「糖尿病教室」を開き、糖尿病の食餌療法・運動療法・薬物療法・合併症等について、わかりやすく説明していただいております。当院にかかりつけでない方でも、どなたでも無料で参加できます。是非、お越し下さい。

 

 

 糖尿病の治療は、食餌療法と運動法が基本です。この二つをしっかりと守れば患者さんの半数は薬が不要です。
  食餌療法は、一日にどれだけ食べればよいかを、主治医が決め、栄養士がそれを解説してくれます。その際、参考書(交換表)があると便利です。時々改訂されますので常に新しもの(現在は第六版)を使いましょう。
  運動療法は、大きく手を振ってサッサッと歩くだけで充分です。運動選手になるわけではありませんから特別な道具は必要ありません。運動をする時間(持続)とか運動の強度もやはり主治医が決めてくれます。
  しかし、この基本の二つが実は長続きしないのです。そこで当院では糖尿病について、いろいろと解説し、又患者さんのお話を聞いたりして勉強会を開いています。毎月第二水曜午前11時からですが、どなたでも自由に参加できます。又、無料ですから気楽に出席して下さい。

(専門医 内海 信雄)





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