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期 間 |
平成20年8月5日 |
場 所 |
茨城県看護研修センター |
参加者 |
中野純枝(新館3階病棟看護師) |
入院中の患者様には、皮膚への刺激の多い用品や処置(シーツ・被服・消毒・テープ類等)が数多く直面していることに改めて感じました。日々、何気なく行っている看護行為も、患者様の主となる疾患にばかり目がいきがちであり、皮膚へのトラブルが起きてしまってから対処するといった事があり、考え直すべき所と振り返る事ができました。また、トラブルを未然に防ぐことや、万が一起きた際には最小限に抑える事が、私たち看護師としていかに重要となるかを実感しました。
おむつ一つにしても数百種類もあり、様々な機能性を兼ねそろえていることがわかりました。実際は患者様の皮膚の状態や、尿・便の症状等により使い分けることが望ましいが、現実的には難しいところだと思います。
単に皮膚といっても、人間の体で最大の面積をもつ臓器で、常に外界にさらされ、体内環境を守るバリアの役割を担っている重要な部分であり、もっと重要視すべき部分であると実感しました。ケアにおいて、理想と現実(現場)は違うと思いますが、少しでも皮膚トラブルが起きないように選択できる用品や、また、それに目を向けていくことが重要であると考えます。今回の研修を今後の看護ケアに活かせていきます。
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