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期 間 |
平成24年3月1日 |
場 所 |
茨城県総合福祉会館 |
参加者 |
大和田純子・高橋愛美(託児所) |
講義:「保護者への対応」
・子どもの命を守る
・親の悩みを親自身が整理できるように導く
・我が子の子育てを親の人生の中に組み入れる
・家族で家族の問題解決できるようアドバイスを
・さまざまな取り組みを考える
(子育て相談・園庭解放・育児講座・地域交流・一日保育士等)
・保護者への対応は、話だけでなくその人の取り巻く環境まで考慮する
・聞き上手になり守秘義務を守る
≪社会福祉 保育の実践に求められる5つの要件≫
1.温かな心
2.利用者の置かれている問題状況や必要なニーズを生活全体から客観的・冷静に判断する知性
3.個別ニーズにそって的確かつ柔軟に利用者とともに問題解決に取り組む技能
4.豊かな人間関係
5.心身の健康
保護者のことを知り、理解するのはもちろんだが、まずは自分を知ることが大切。自分と保護者、個性と個性が向き合うには、自分の性格・立場などを理解し、どのように対応したいかを考えておくこと。
次に、世の中の流れ、社会全体がどうなっているかを知っておくこと。目の前の人の話を聞くだけでなく、一緒に解決へ向かうには、社会全体で見るとその悩みはどうなのかがわかっていないといけない。その話を聞き、今の時代の子どもの姿だけでなく、保護者の姿にももっと注意してみていかないといけないと思った。
また、保護者の悩みや本音を打ち明けてもらうには、今以上に信頼関係を築いていかないといけないと実感した。私はまだ出産経験がないので、子育てについて相談したいと思ってもらえないかもしれないが、託児所に預けに来る私よりも年下の保護者たちには何でも相談しやすい存在になりたいと思った。自分の立場や、どんなことが得意で相談を受けたいかなどを考えて保育していこうと思った。
そして保護者への対応で特に大切と話されていた「受容の心」については、保護者だけでなく保育している子どもに対しても大切だと感じた。私が保護者から信頼してもらえる1番の方法は、子どもから信頼してもらうことだと思ったので、1日1日を大切にして、子どもと向き合っていきたいと思う。
実技:「あそびの指導〜こころと心が繋がるわらべ歌〜」
「わらべ歌の力」
・口承され伝承されてきた
・地域性がある
・常に変化している
・日本語のリズムにしぐさがついている
・日本文化が反映されている(生活・伝統行事・歴史・自然)
・子どもの成長に欠かせない
「読み語りで育つもの」
・人と人との心の響き
・ことば、イメージ、想像力を豊かに
・赤ちゃんから絵本を(遊びをうながす・一緒に遊ぶ:うたえほん・わらべうたえほん)
・読み手も一緒に楽しむ
実技として新しく沢山わらべ歌を覚えられたり、絵本の読み聞かせでは絵本の選びかた、子どもが引き込まれる読みかたなどを教えて頂き、楽しみながら学べた。
わらべ歌は子どもたちの間で自然発生し、楽しまれてきたものなので、時代と共に変化しているため、土地によっても歌詞が違うし、子どもによっても違いがあったりする。子どもの発想を大切にして、一緒に遊んでいきたいと思った。
また、わらべ歌は子どもと1対1で遊ぶことが多く、子どもの顔を見ながらだったり、触れ合ったりすることで、子どもとこころを繋げていく、というところに魅力を感じた。
絵本は何を伝えてあげたいかなどを考えながら選ぶことによって、読み方や見せ方も考えられる。私も読み聞かせをするときにはそれを考えようと思った。 |
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