協和中央病院ロゴ…クリックするとトップページへ戻ります  
 
 
医療法人恒徳会
協和中央病院 
健康医学管理センター
   (人間ドック)
協和南病院
協和ヘルシーセンター
大和クリニック
訪問看護ステーション
  愛美園

在宅ケアサービス
医療福祉支援相談室
通所リハビリテーション

社会福祉法人恒徳会
すみれ園
菫授園
桃香園
恒幸園

地域リハ・ステーション

■出張・研修の報告

ネットワーク病院

機関紙『はぐるま』

医局だより

グループニュース

メール

アクセスマップ

久野恒一メモリアル
研修・学会の報告-病院中堅職員接遇研修会に参加

期 間 平成25年4月24日(水)
場 所 水戸プラザホテル(水戸市千波町)
参加者 新館3階病棟看護師 上野史裕  (計9名)
研修内容

1.看護協会の役割・事業:今後の日本は「超高齢・多死社会」を迎え、将来推定(2030年時点)の過程では、年間約165万人の人が亡くなるが、医療機関で亡くなる人が約89万人、介護施設で9万人、自宅で20万人となり、医療機関、介護施設、自宅のいずれでもないところで亡くなることになる人が約47万人もいると推定されている。国民の60%以上は自宅での療養を望んでいるが、自宅で死亡する人の割合は1950年の80%から2010年には12%まで低下しているため、最期を自分の望んだところで迎えることが困難な状態になりつつあることを知った。また、茨城県は、全国順位で医師数が46位、看護師数が44位、病院数が32位、一般診療所数が46位と医療施設、医療スタッフが少ない状態であるため、他県に比べて必要なときに必要な医療を受けることができないことや質の高い医療を提供することが難しくなってしまうことなどが懸念されていることを知り、医療スタッフ一人一人が貴重な散在であるという自覚と責任を持って業務にあたらなくてはならないと思った。
2.特別講演「対人力を磨く」:相手に思いやりを伝えるには、身振り手振り、言葉や表情などの目に見える形がポイントとなる。人の第一印象は3秒できまるため、「○○です。よろしくお願いします」という3秒の挨拶をするならば、相手により良い印象をもってもらえるよう、言葉のテンポ・リズム・トーン、抑揚、ため息などの音声表現、服装(身だしなみ)、姿勢・表情、立ち振る舞い、しぐさなどの身体言語の表現力を身につけることが大切であると考えられる。
「傾聴」を行うことで、相手が本音を表出しやすくなることや、相手が話しやすくなることが期待することができる。「傾聴」を行うときには、言葉のスピード、トーン、呼吸(間・沈黙)、言葉を繰り返す、語尾、話し方、表情などの「ペーシング」、姿勢、ポジション(目線、座り方:90度かカウンター席)、動作(うなずき・しぐさ)などの「マッチング」を相手に合わせて行うことで、普通に会話を行う場合よりも、相手が話しやすいように感じることができるなどの効果を得られること、反対に相手の話し方やしぐさに合わせない態度や、返事をするようなことをすると、相手は言葉に詰まったり、話すことが苦痛になり、途中で、会話を中断したいという気持ちになることを講演中に実際にペアになってやってみたことで経験することができた。会話を行うときには、相手の立場になって話しやすい雰囲気を作れるように注意していき、コミュニケーションが円滑に行えるようにしたいと思う。

 

ページトップへ



Copyright © Kyouwa Chuo Hospital All Rights Reserved.