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今までの治療とのちがい

インプラント治療は人工歯根療法ともいわれ、歯の抜けた部分の顎の骨にインプラント(人工歯根)を入れて支柱とし、その上に支台部(歯を直接支える部分)人工の歯をしっかりと固定する治療法です。

インプラントは生体との親和性が高いチタンという金属で造られています。
チタンは長年の基礎的、臨床的研究からインプラントの材料として最も安全であり、また顎の骨と結合することが確認されています。インプラントと顎の骨がしっかりと結合すれば、その上には丈夫で安定した歯を作ることができます。

入れ歯ではどうしても満足することが難しかった“食べる・話す”こともインプラント治療によりご自分の歯と同じような感覚を取り戻すことができます。
○入れ歯より美味しく食べられます。
○噛み合わせが良くなり、仕事やスポーツでパワーアップが可能です。
○しっかりと噛むことができて肥満防止や成人病予防ができます。また老化防止に効果のあるパロチンという成分分泌を促します。自分の歯と同じように噛めます。

今までの治療とのちがい

  従来法 インプラント

歯を一本失った場合

ぬけた歯の両隣の健康な歯を削って連結しブリッジにします。

失った部分にのみインプラントを埋入しますので、健康な歯を傷めません。

多くの歯を失った場合

健康な歯にバネをかけ部分入れ歯を固定します。違和感があり、バネをかけた歯に負担がかかります。

失った部分にのみインプラントを埋入しますので、健康な歯に負担をかけません。入れ歯に比べると違和感も少なくなります。

歯をすべて失った場合

総入れ歯を歯肉との吸着力で支えています。噛む力が弱く味覚が落ちます。味覚が異なり発言もよくできなくなります。歯並びが悪くなることもあります。

インプラントが顎の骨にしっかりと固定されます。ガタつきがなく安定します。

治療の流れ

1.診査・診断
インプラント治療に必要なレントゲンなどによる診査と診断を行い、治療計画を立てます。

2.一次手術(インプラントを埋入する手術)
(1)インプラントを埋入する部分の歯肉を開いて顎の骨にインプラントを埋入します。

(2)開いた歯肉を閉じ、縫い合わせます。

◆一次手術が完了しました。この後、下顎で3ヶ月、上顎で6ヶ月程度の期間をおき、骨とインプラントがしっかりと結合するまで待ちます。
(期間は個人差があり、骨の質によっても異なります。)

◆この間、必要に応じて仮の歯を入れますので日常生活には差し支えありません。

3.二次手術(新しい歯を装着する準備の手術)
(1)歯肉を開いてインプラントに支台部(歯を直接支える部分)を接続します。

◆3週間から1ヶ月おいて歯肉の治癒を待ちます。

◆この間、必要に応じて仮の歯を入れますので日常生活には差し支えありません。

4.新しい歯の製作と装着
(1)歯を製作するために型をとり、その型に従って人工の歯を製作します。

(2)人工の歯を支台部に装着して、完成です。

5.メンテナンス
◆インプラントの形をよく理解した上で確実なブラッシングを行い、歯垢や歯石の沈着を予防します。

◆3ヶ月から半年に一度は定期的に検診を受け、インプラントの状態を見てもらいます。


インプラントQ&A

Q.インプラントはどんな人に適していますか?

A.食べ物が美味しく食べられない、発音・発声に不便を感じる、入れ歯を使用すると異物感や痛みを感じる、どうしても入れ歯を入れたくない、できるだけ自然に近い歯をお望みの方
などと言う方におすすめします。年齢的には顎の骨が完成する20歳前後から、健康な方なら基本的にはどなたでも可能です。ただし、心臓病や糖尿病などの持病の方、妊娠中の方、全身疾患のある方、顎の骨の状態が良くない方などは制限される場合がありますので、当院にご相談ください。


Q.手術時に痛みはありますか?

A.手術は局部麻酔をして行いますので、痛みに関してあまり心配はありません。


Q.入院が必要ですか?

A.入院の必要はほとんどありません。
通院で治療が可能です。


Q.治療期間はどのくらいですか?

A.インプラントの種類や診療内容によって異なりますが、治療期間は、3〜6ヶ月程度です。
個人差がありますので詳しくは当院までご相談ください。


Q.治療終了後、気をつけることはありますか?

A.つねに口の中の衛生状態を良好に保ってください。
定期的に検診を受け、医師の指導によく従っていただくことも大切です。


Q.インプラントの寿命はどのくらいですか?

A.患者さんの口の中の衛生状態に大きく関係していきます。
口の中の衛生状態が良ければいくらでも長持ちしますし、逆に手入れが悪いと寿命が短くなる場合もあります。


Q.費用はどのくらいかかるのでしょうか?

A.現在は保険治療の適用になっていません。入れるインプラントの本数などによっても異なりますので、詳しくは当院までお尋ねください。






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